救われた一言
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今朝散歩していて、同じ道でかつて起こった出来事をふと思い出しました。

そう、あれはBELLEが1歳になってまもない頃。
偶然、小型犬と一緒のご婦人と立ち話をしました。

話の流れでワンちゃんの避妊のことになって、
どうしてBELLEがまだ手術をしないのかと質問されてしまったのです。
私は前のワンちゃんも何もせずに長生きしたので、今回もしないだろうと答えると、
ご婦人は避妊のメリットを延々と述べられ、
手術しないのは貴女のエゴだと言われました。

気持ちが揺らいだ私は、犬関連の本や雑誌をたくさん読み
悩んだ末に、ご婦人の言う通りBELLEの避妊手術を決断したのです。





当時通っていた動物病院で、簡単に手術日を決め、術前検査を行ないました。
ところが思いもよらず肝機能のデータが悪いことがわかり、
まずは肝臓の治療をすることに。

その後、両後肢も悪いことが判明(膝蓋骨内方脱臼レベル4)
結局、避妊手術が出来ずに月日がどんどん流れてしまいました。

2歳を目前にして、忘れもしない、肢の治療でお世話になった
神奈川の病院に行った時のことです。
待合室で大先生が飼い主さんと避妊のことを話されていました。
(その飼い主さんは避妊手術をお願いしようと来院されたのです。)

簡単に避妊と言うけど、正常な臓器を将来の疾患を恐れて取るってことが
どれだけ大変なことか。避妊は決して簡単な手術ではない。臓器を取るんだからね。
貴女にもし娘さんがいて、将来子供を産まないからといって手術させますか?
賛否両論があることは十分承知で言っているけど、私は家の中で生活している
ワンちゃんに避妊はしないんだ。悪くなった時に治療する、それが自然でしょ?
そうキッパリ仰ったのです。

ビックリしました。鳥肌が立ちました。
こういう考えの先生がいらっしゃったんだ!
それまでずっとずっと避妊のことが引っかかっていたので
その言葉でパッと光がさした思いでした。
とっても救われたんです。

それ以来ずっと思い続けていることがあります。

情報に流されることなく、しっかりと考えて行動しようって。

たとえ99人が右といっても、少しでも?があって、
やっぱり左と思ったらそっちに進む勇気を持とうって。

「揺らぎない気持ち」、とっても難しいことですが、
これからも軸をずらすことなくBELLEと向き合っていきたいです。
みなさんはどう思われますか?
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 最後までよんでくれてありがと!B(*^_^*)E
by bellemama | 2008-09-15 23:38 | BELLE関連
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カラダとココロがよろこぶ暮らし BELLEと一緒に
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